
■“テンプレ”が飽きられてしまったラノベアニメ
「ライトノベル」(以下、ラノベ)の明確な定義はないが、一般的には主にティーンをターゲットとしている小説(単行本)で、イラストレーター(挿絵)が参加していること、一般文芸より砕けた文章していること、ライトノベルレーベルから発行されていることなどが基準として挙げられる。当初から大規模なメディアミックスを前提として刊行される作品が多く、書籍だけでなく、CD化、ゲーム化、アニメ化などコンテンツ全体で売っていくのが特徴だ。2000代半ば以降、ラノベ原作アニメの本数は爆発的に増えており、一時期よりも減少しているものの、昨年も1年に約30作品がアニメ化されている。
なぜラノベ発アニメがここまでもてはやされるようになったのか? まずは単純に深夜アニメ枠急増の波に乗った、ということがある。作品によっては年間3冊、4冊と刊行される作品もあり、漫画連載と比較して、同期間におけるストーリーの進行が速い。そのため、刊行数が少ない段階でもアニメ企画を立てやすく、アニメ枠増加に伴い陥っていた原作の枯渇を見事に補う形となった。また、ニーズが高まった背景として、漫画原作やオリジナル作ではなかなか難しいテーマをラノベが得意とするところもある。「魔法学園」「異世界ファンタジー」「美少女ハーレム」といった“鉄板”のテーマはラノベならではのもので、さらに美少女に囲まれる“冴えない”主人公の自分語り=共感を呼びやすい。そのため、中高生から絶大な支持を得たのだ。
しかし、ラノベ原作アニメの増加は、ある問題を引き起こした。こうした得意とするジャンルの作品ばかりに偏ってしまい、キャラクターやストーリーなど、設定が似通ったものが量産されてしまったのだ。アニメファンからは“テンプレラノベアニメ”と揶揄される始末。もちろん、個々の作品を見ていくと丁寧に作られているものも多いのだが、こうした傾向は「ラノベアニメ=面白くない」という風潮さえ生み出してしまった。さらに衰退の大きな要因のひとつとしては、中心読者層が広がっていないことも挙げられる。送り手側はかつてのラノベ読者の掘り起しを図り、ラノベと一般文芸の中間に位置する「キャラクター文芸」「ライト文芸」を扱うレーベルを次々と創刊しているが、こうした傾向からも読者層が広がっていないことが窺える。
■大規模メディアミックスはラノベからスマホゲーに移行?
さらにこの流れに追い打ちをかけたのが、スマートフォンゲームの台頭だ。いわゆるソーシャルゲームバブルの時代から、携帯電話で遊ぶゲームのアニメ作品は作られてきたが、ほとんどの作品がヒットしたとは言い難い状況だった。しかし、スマホの時代になり、携帯電話におけるゲームの可能性も飛躍的に広がったことで、体感としては家庭用ゲームとそん色ないボリューム感覚で遊べるようになった。さらにティーンをターゲットとしているラノベと違って、作品のテーマやジャンルの自由度も高い。サービス開始当初から主題歌やボイスを実装するなど、将来的な大規模メディアミックスを見据えたゲームも増加(アニメ部署を立ち上げた会社もある)。アニメ化され、一定の成果を上げる作品も増えてきており、かつてのラノベのような動きを見せているのだ。
作品が乱発され、ラノベ市場が衰退してきているとは言え、根強いファンを持つ西尾維新による「物語」シリーズの劇場版アニメ『傷物語〈I 鉄血篇〉』(1月8日公開)は公開から4日間で3億円を超える興行収入を記録するなど、今後もアニメファン以外を巻き込んだ大ヒット作品が生まれる可能性は十分にある。同作のように、量よりも質を追求した良作が増えることで、再びラノベ市場の活性化に期待したいところ。アニメファンにとっても、漫画、ラノベ、スマホゲーム……様々な原作のバラエティ豊かなアニメがバランスよく存在していることで、お気に入りの作品との出会いの確率も高くなるはずだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160210-00000300-oric-ent
via: 2ch
もうおなかいっぱいです
その他は別に変わってないよ
基本的にずっと横ばい
■ライトノベル 年間売上推移
年|全体|文庫|単行本・新書
2010年 243.9億 195.3億 *48.6億
2011年 299.7億 235.3億 *64.4億
2012年 294.8億 231.6億 *63.2億
2013年 298.9億 222.8億 *76.1億
2014年 327.1億 226.4億 100.7億
全然衰退してないじゃん
これ、どこが衰退してるんだ?
ただ作品数が増えてるだろうから1作品あたりの売上なら下がってるかもだけど
出版社も新規作品の質を見定めないでただ数だけ揃えている感が否めない
そう思わせられる状況でもあるがな、ラノベ界隈は
作品が面白くないと全く投資した分を回収する手段がない。
ラノベアニメはほとんどの作品で原作ブーストがあるからな。
2015年なんて、オーバーロードの大ヒットで新書はもっと伸びまくってるだろね
その代わりに一冊の値段が高い単行本のラノベ(主になろう系のネット小説)が増えてるから
全体的な売上はそんな変わってないと思うけどなぁ
あと、一応一般小説扱いのライト文芸もラノベとの違いが曖昧だし
なろう産のコテコテの異世界転生チートのやつが一般レーベルで出ていたりもするし
正直、どこからどこまでがラノベ的なものなのか
はっきりわからなくなりつつある
最近の同じアンケートでは、40代になってたw
後発の物は誰も見向きもしなくなる
当たり前じゃん
最終的にお祭り屋のクレープを食い比べるような変人しか残らんもの
ようやく去年デレマスと商売ロックが当たったくらいじゃね?
今年は何か弾あるのかね
どうせ1クールで終わるし尻切れとんぼだし
そりゃラノベ原作に限らず漫画原作でもそうだし
原作付きアニメの宿命だ
オリジナルアニメでなんかぶん投げたような終わり方になるのは論外
お前らラノベみたいなジャンルに強いヤツの書き込みは、
比喩や例えが的確で、分析的視点も説得力があるなあといつも感心しているよ。
ヲタは心の内面に育んでいる「文化」が豊かなのだろうと想像する。
去年はダンまちにオーバーロード
とアニメ化で原作売上が爆伸びするのがあるし
今年はいきなりこのすばが売れてるし
なんだかんだでどうにかなると思うわ
ラノベ原作のこのすばがトップで
その次をこれまたラノベ原作のデュラララやグリムガルやGATEが争ってる
それが現実や
実際は書籍の乱発発行で一冊に対する利益が下がっているから低人気って言ってるだけだろ
特に去年あたりから、本屋で並ぶ新刊の数がはんぱねぇ
まあ、3月の新しい著作権法でテンプレ作品は違法になって作者逮捕になりそうだがな。
量ばかり増えて質は低下
全体を見ればラノベはよく踏ん張っているほうというだけの話
まあその前に携帯小説って悪い前例があったんだけどな
人生経験がある奴が書いた創作物は面白いが、
元がゲームとアニメしか知らない奴が書いた文章は読むに耐えない。
自分で作ったデーターさえ確認しないで記事書いてるのかオリコン?