■戦車テーマでありながら死や戦争には直結しない“スポ根”
『ガールズ&パンツァー』はアクタス制作のオリジナルアニメとして、2012年10月期にTOKYO MX、テレビ大阪他で放送され、アニメファンの間で「面白い」と話題に。アニメと並行して、別キャラクター視点の漫画、同じく別キャラクター視点からの小説も展開されたほか、ソーシャルゲーム、PS Vita向けゲーム、OVAなど、多岐にわたるメディアミックスを実施。2015年11月には完全新作となる映画『ガールズ&パンツァー 劇場版』が公開され、約半年かけて興収20億を突破するロングヒットとなった。
しかし、アニメや漫画を中心に大規模メディアミックス展開が行われることは、今では大して珍しいことではなくなっている。では、『ガルパン』はなぜここまで大きなヒットとなったのか? まずひとつめの理由は、美少女が戦車に乗って戦うという“萌え×ミリタリー”という親和性の高い定番手法を軸にしながらも、決して重くならない“スポ根”ものの範囲に収まっていることだろう。ガールズ=女の子、パンツァー=戦車。同作の世界では、戦車は華道や茶道のように“戦車道”として大和撫子の嗜みのひとつとして扱われており、流派なども存在。主人公・西住みほはそのひとつ「西住流戦華道」の家元に育ち、仲間の女子高生たちとともに全国大会で優勝を目指す、というストーリーとなっている。
もちろん、戦車“道”であるから、女子高生たちが戦車に乗ってどんなに激しい戦闘をしても、重傷者や死者は出ないし、戦争の重苦しさはない。そもそもそんな血なまぐさい展開は求められていないのだ。『ガルパン』は仲間とチームを結成して、結束を高め、友情を深め、成長していく――ベースはまさに王道のスポ根フォーマット。スポ根でありながら、単なる青春部活動ものに留まるのではなく、“戦車”というインパクトの高いキーアイテムをもって美少女たちが上を目指す姿が描かれたことが、アニメファンだけでなく、女性の興味をも呼んだ。日常と“非日常”の戦闘を通して友情などを描くさじ加減は、さすが『けいおん!』を手掛けた吉田玲子氏による脚本といったところだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00000369-oric-ent
*続く
via: 2ch
また、先述の“萌え×ミリタリー”という手法により、ミリタリーファンをはじめとする幅広い層の興味を惹きつけたことも大きかった。アニメ界においては“萌え×ミリタリー”というのは定番だ。例えば第二次世界大戦時の戦闘機をモデルにした“ストライカーユニット”を装着し、半人半機のスタイルで魔女が空を翔ける『ストライクウィッチーズ』や、同じく大戦時の軍艦を擬人化した“艦娘(かんむす)”が躍動する『艦隊これくしょん -艦これ-』、海を守る職業“ブルーマーメイド”を目指して女子たちが軍艦に乗る『ハイスクール・フリート』など、枚挙にいとまがない。
しかし、萌えとミリタリーを掛け合わせればヒットするかと言われれば、必ずしもそうとは限らない。安易な萌え×ミリタリーに走ってしまうと、アニメファンからも、ミリタリーファンからも批判の対象になる。そこで重要となるのは、ミリタリーファンに「わかってる!」と思わせる、ミリタリー要素における徹底したリアリズムだ。『ガルパン』に登場する戦車は細部まで丁寧に描写されており、走行音や発射音、着弾音など“音”にもこだわっている。ミリタリーファンからはかつて活躍した戦車が轟音を鳴らしながら動いているだけで歓喜するとうい話も聞くが、迫力ある戦闘シーンへの評価は高く、特に劇場版は映画のシーンに合わせて座席が動いたり、特殊効果の演出が施されたりする「4DX」のリピーターが多かった様子。ひとつの物事を徹底的に追求する“オタク気質”が高いアニメファン、ミリタリーファン、さらには映画ファンにまで訴求したことで、ヒットコンテンツへと成長していったのだ。
もちろん、これらの前提として、ヒットメーカーとして知られる水島努監督をはじめ、シリーズ構成・脚本の吉田氏など、精鋭スタッフによるコンテンツとしてのクオリティの高さあってこそだ。“聖地”となっている大洗は、東日本大震災で大きな被害を受けたあと、『ガルパン』が復興の手助けのひとつになったとも聞く。『ガルパン』の成功から学ぶことは多そうだ。
*以上
ストパンも艦これも
家で円盤視聴していた層が物足りなくなって映画館に足を運ぶとか十分ありうるアニメ
リングにかけろ!
男塾
と同じ分野
味方になった男爵ディーノのカッコ良いことと言ったら
わかる
ソニーのサラウンドヘッドホン買おうか本気で迷うからなぁ
一度見たコア層がもう一度劇場版を確認しに行ったんだと思ってた
それに魅入られてしまった人間がガルパンリピーターとなり、
ガルパン依存症となったのだろう
結果論的にはそうなんだが
それを狙ってやった訳ではない所が偶然にしても凄い
捻くれた物の見方をしない層に受けたんだよ
全く同感、戦闘シーン緊張感や迫力が無いからつまらん
ストーリーもつまらんし、
80年代にサンライズロボットアニメをリアルタイム視聴していて
90年代にLDを買ってて
00~10年代の作品もそれなりに視聴しているんだけど
円盤は滅多に買わない層
→再度映画との差異を確認。
→ループ。(笑)
武装神姫は犠牲になったのだ(´・ω・`)
ガルパン依存症が広まった結果か
キャラクターが、ストーリーがといっても円盤でまかなえるからなそれは。
1500円出して自宅で味わえない映像や音響を楽しめるところなんだな
逆に映画館ならではの映画が増えないと衰退に歯止めがかからない
邦画関係者はぜひ映画館に見に行きたくなる映画を作って欲しい
ありとあらゆる奇跡が積み重なってここまで歩んできた
そして、この物語はまだ終わりそうにない
黒字になりますようにって言いながらダルマの目入れてたのも懐かしい
一種のアトラクションだよ
90年代の特撮信者とはまた違った方向性だけどな
どうしようもないクソみたいな作品でもそのコンテンツや業界を支える為に
高い金出して血涙流してたのとは違って
作品そのものが面白い上に劇場が独自の方式で盛り上げてるから
遠くであっても金を出して観たいという気持ちにさせてくれる
初めてやったとは思えない完成度で作り上げたからだろうな
誰もやっていないから、蓄積がないし、手探りで時間や予算がかかるし
納期にあわせて中途半端な出来で小さくまとまるのを阻止したというか
良くぞ作ってくれた
戦車のCGの部分が重量感あるのにスピードがあって凄く自然に見える
映画は映画館で見るというのを教えてくれたから。
放送後 はっきゅんかわえええええええええええええ
大丈夫
間違ってない
あとは大洗が協力的だった事か
腰痛と肩こりが治った
たまたまアマゾンプライムで第1話を見てから言うようになった
ガルパンはいいぞ
現在AT運転してるけど、過去にマニュアル車を運転したことがある人なら、あの音は懐かしいと思うよ
あと、西住流と愉快な仲間たち的な、安心して観れるのもデカい
まず、戦車の動きがどうしようもなかったら誰も見てないだろうね。