【ラブライブ！】絵里「卵はきちんと加熱しきってから食べなさい！花陽、その目玉焼きには熱が足りてないわ！」花陽「でも…」

絵里「何か言いたい事があるの？なら言ってみて、怒らないから。私は貴女がお腹を壊さないか心配なだけなの。わかるわね？」

花陽「う、うん・・・・。卵はきちんと中まで火を通してから食べるね・・・・」

絵里「わかってくれて嬉しいわ。いくらハンバーグの下の鉄板が熱いからって、ハンバーグに黄身が生みたいな目玉焼きを乗せたりしたらダメよ。ナイフを入れたら黄身が溢れるなんていかにも危険だしね」

花陽(生でも食べられる卵なのに・・・・)ｼｭﾝ

かしこい

はなまるハンバーグ

真姫ちゃんのサンタさんのときみたく、うしろでみんなぷぷぷしてるのかな

絵里「こらこらこら、何をしてるのかしら～？」

凛「げぇ～、絵里ちゃん！」

絵里「ご挨拶じゃない。ま、それはいいわ。それより凛は今なにをしていたのかしらねえ」

凛「ラーメンを食べようとしていたにゃ」

絵里「なるほど。危なかったわね。偶然ラーメン屋を通りがかった私がいあわせかったら死んでたところよ？」

凛「えっ！？」

絵里「凛、貴女のラーメンに浮かぶ半分に切られた茹で卵。それ、半熟よ」

凛「こ、これは・・・・。大丈夫！大丈夫だから！」

絵里「何が大丈夫なのよ、まったく。卵はきちんと加熱して食べないと危険なの。私は卵をきちんと加熱しないまま食べて命を落とした子供をたくさん故郷で見てきたの。凛、貴女にはそうなって欲しくない。わかるわね？」

凛「うん・・・・」

絵里「わかってくれて嬉しいわ。それじゃそのラーメンは半熟の卵が入ってて危険だから手をつけずに店を出ましょ」

凛「た、卵を抜いたらいいんじゃ・・・」

絵里「ダメよ！その油断で人は死ぬの。安心して、代わりに私がケバブでも奢るから。ね？」

凛「絵里ちゃんありがとう」

絵里「いいのよ。私は貴女の先輩なんだから♪」

凛(味玉だから大丈夫なのに・・・・)ｼｭﾝ

おかん絵里いい

絵里の故郷は日本なんだよなぁ

卵の賞味期限は生食の安全性に対する期限
故に期限が過ぎても加熱するならおk

外国の目玉焼きってカチカチってことか
うまくなさそう

カチカーチカ

えりち、、、

絵里「UTXの学食はさすがに立派ね。あら、私がA-RISEと大人な会談をしている間にもう注文を済ませてたの？」

真姫「時間がもったいないでしょ。ここに絵里の分も頼んでおいたから安心して」

絵里「合理的ね。で、真姫はその丼を開けずに私を待ってくれてたってわけかしら。優しいわね」

真姫「こ、これは料理が冷めたら美味しくなくなっちゃうからよ///」

絵里「はいはい。で、その丼の中は？」

真姫「親子丼よ。比内地鶏のお肉と烏骨鶏の卵を使ってるらしいから親子じゃないんだけどね」

絵里「真姫、その親子丼は半熟で危険だから他のを注文して食べるわよ」

真姫「半熟だから？そういえば絵里の故郷は・・・・。そうね、わかったわ。じゃあチャーハン餃子セットにする」

絵里「そうね、それなら安心だわ」

真姫「で、A-RISEとした大人な会話って？今度全国のスクールアイドルたちとで使う私の曲の権利関係とか？」

絵里「違うわ。コーヒーをブラックで飲めるか飲めないかについてよ。ふふ、綺羅さんったらお砂糖を三つも入れなきゃ飲めないそうよ♪」ﾆｺﾆｺ

真姫（絵里だって角砂糖二個は入れないと飲めないくせに・・・・）ｼｭﾝ

後ろであんじゅが大笑いしてそう

結構好き

希「あ、今日はコンビニ弁当なんや」

絵里「まあね」

希「カツ丼か～ええな～。ウチは急いでたからランチパックを急いで買ってきてこれしかないんよ」

絵里「ふーん、独りで生活してるのって大変ね。私のカツ丼は、テスト前だしカツ丼を食べて勝つ！って感じかしら？日本人の風習なんでしょ？」

希「う～ん、どうやろな～・・・・。ん？そのカツ丼、卵が半熟やん！ええのん？」

絵里「希はそそっかしいわね。コンビニなんて食中毒に人一倍気を使ってるとこが卵を半熟で出すわけがないじゃない」

希「でもどう見てもそれは半熟やん！ウチが牛丼に生卵かけて食べようとしたとき、殴ってでも止めてくれたあのエリチはどこにいったん！？」

絵里「やれやれ。よく見て？白身は普通に加熱されてあるわね？」

希「うん」

絵里「この黄身が半熟だっていいたいんでしょ？でも違うの。これは加熱した黄身をあんかけ状にしてあるの」

希「あっ！？」

絵里「そう、つまりこのカツ丼は半熟じゃない」

希「なるほど、そういうカラクリがあったわけか・・・。それにしてもさすがエリチ、博識」

絵里「それほどでもない。ところで希、そのランチパックだけどピーナッツクリーム味よ？数ある種類の中からピーナッツって・・・・」

希「だってこれしかなかったんやもん・・・・」ｼｭﾝ

ランチパックのピーナッツ軽くトーストするとめちゃウマやぞ

このエリチカは認められない

にこ「こいつは卵かけご飯。見ての通り美味しいやつよ。最近の若い世代はＴＫＧって略したりもするわね」

絵里「ふーん。それで？」

にこ「生卵を否定するなら、まずは生卵を知らない事には話にならないっていってんの！いいから食べなさいよ！」

絵里「味の問題じゃないのよ、にこ・・・・。生は危ないの！お願いだからやめて！」

花陽「大丈夫！生だけど安全だから！熱々の上に乗ってるし・・・。お願い絵里ちゃん、暴れないで！」

にこ「花陽、そのまま絵里を押さえつけて！」

絵里「生は嫌！お願い、生だけは許して！」

にこ「うるさい！にこは貧乏だから生が当たり前！熱々にぶっかけるのが当然！それが普通だったっていうのに・・・。大丈夫、絵里も生を知ればきっと良くなるから・・・ぐふふ・・・」





理事長「アイドル研究のとこの部室で強制猥褻騒ぎがあったって美術部から通報があって駆け付けたんだけど、随分と暴れたみたいね。どんな激しい事をすればこんな事になるのやら・・・」

花陽「違うんです！これは・・・・」

理事長「わかってるわ。生が嫌だっていう絢瀬さんを押さえつけて無理矢理その・・・やろうとしてたんでしょ・・・？声が大きくて外にも聞こえてて、偶然にも美術部が録音アプリで記録してたのよ。言い訳は聞けないわ」

『・・・・生は危ないの！お願いだからやめて！』
『大丈夫！安全だから！・・・・・・・・・・・・・お願い絵里ちゃん、暴れないで！』
『生は嫌！お願い、生だけは許して！』
『うるさい！にこは貧乏だから生が当たり前！熱々にぶっかけるのが当然！』

理事長「はぁ・・・。声が小さいところは聞き取れない部分も多いけど、美術部が急いで私を呼んでくれて助かったわ。こんなのが他の教諭に知れたらもみ消す事は不可能だった・・・」

花陽（美術部・・・余計な事を・・・・）

理事長「それと矢澤さん・・・その、家庭の事情なのはわかるけどまだ高校生なんだし生は感心しないわ・・・。第一、学校でする事じゃないでしょ？」

にこ「あ、あの、これは違うっていうか・・・。絵里・・・じゃなくて絢瀬さんが素直じゃないのが悪いっていうか・・・。にっこにっこにー☆」

理事長「そこで白目を剥いて気絶してる絢瀬さんが？どうやら反省していないみたいね。問題が問題だし、部室で暴れたって事で五日間の停学を言い渡します。正式な通達は後日に。自宅謹慎して反省しなさい。小泉さんもよ」

にこ・花陽（違うのに・・・・）ｼｭﾝ

後日、気絶から復帰した絵里によって誤解は解け、にこと花陽の停学はなかった事にされた

ランチパック買う金で
あんこマーガリンのコッペパン二つ買えるという事実

海未「確かに加熱が不十分な卵はヤバそうですね・・・・」










絵里「そうなのよ」

ここでメシテロかよ！

ことり「絵里ちゃん、生卵はそれほど危険じゃないんだよ。卵が産み落とされたらすぐに洗浄、殺菌などの処理がされてるからね」

絵里「でも、100パーセント安全ってわけじゃないでしょ？」

ことり「そうだね。洗浄前の卵殻内にサルモネラ菌が侵入する確率は10万分の１といわれてるから。でも、人間の免疫力で問題ない場合も多いから、食中毒になる可能性なんて隕石に当たるようなものだよ」

絵里「うっ・・・」

ことり「絵里ちゃんは隕石が頭に当たるのが怖いから外を出歩かないの？違うよね。だから絵里ちゃん、卵を生で食べようとする人を邪魔しちゃダメだよ？そんな子はことりがハラショーしちゃうからね♪」ｷﾘｯ



ことり「わかったら手をあげて」

絵里「はーい、これからは生卵についてうるさく言いませーん♪」




凛「さすがことりちゃん、まるで卵博士にゃ！」

ことり「へへっ」

-完-

ことりちゃんのナマたまご食いてえな～俺もな～

卵かけごはんが似合うパイセン

さすちゅん